みなさん、こんにちは。
先日、こどもがチームラボっていう映像なんちゃら集団を見に行きたいと言うので行ってきた長嶺です。

 

正直、しょうじき!イマイチ!!

もう私、おじさんだから、こういうのを見て『わぁーキレー!』なんていう清らかな心が無くて「座るところないかな?」とか「空気わりーし、目チカチカするし、酔ってきたでや」って言って絵を書くコーナーの端っこで座ってました。

俺なんか良いんですよ。子どもたちが喜んでなにかを感じ取ってくれれば。子供さえ良ければ良いんです。

 

さて、先日から取り掛からせて頂いている工事の報告です。

 

 

そうです。

ハクビシン被害です。

今回は前回と違って天井はみんな落として撤去します。

 

こんな感じで撤去しました。

天井落としたからこそ良かったのですが、糞害は今までのハクビシン被害でトップクラスでした。

コンプレッサー分くらい山積みになっていました。形容し難い量です。重さで天井が下がってきていました。

この商売としていてなんか年ごとにトレンドがあるなぁって最近感じてきて、一昨年はアパート・マンションのリノベ改修が多くて、去年はシロアリ被害、今年はハクビシンが多くて、ハクビシンに関しては実際に工事させて頂いたお客様と現調だけして未成約となったお客様とさまざまですが、共通点があって『家がでかい』って事です。

半端じゃ無いっすよ。みんなばかでかいの家が。

やはり家が大きければ大きいほど、管理が大変になるし、目につかない場所、使用しない部屋なんかもあったりしてそこから侵入して住処にしてしまうように思います。

昔からハクビシンの被害は有りましたけど、それは結構山の方のお家が多かったんですが最近は街なかでも多くなってきています。

昨今、クマでさえ街中に現れますからね。よっぽど山に食うものも無いし、住心地も悪いんだと思います。

里に降りてくれば管理されていない空き家もあるし、生ゴミだって彼らにすればかなり栄養価の高いごちそうです。

そうなれば誰だって、美味いもの食えて住心地の良いお家に住みたいですよね。みんなそうですよ。

と、言うことは大事なのはまずは侵入させないこと。穴をなくす。基礎周り・軒天周り・換気口吸気口周り。使ってない換気扇、給気口も場合によっては破って入って来てしまいます。「あれ?なんかファン、折れてね??」って言うのは怪しいです。

軒天破れているのもダメです。お家の周りに畑がある、木がある、藪がある、生ゴミを有機肥料に!って言うコンポスト?とかあるのもちゃんと管理していないと危険ですね。

ただ!ただですよ。私は『共生』って言葉もあると思うんです。共に生きるです。

ハクビシンだってもともと日本に居なくて、戦時中に持ち込まれた外来種です。人間の勝手で連れてこられて放置された可愛そうな生き物です。全部が全部を害悪と決めつけてはいけません。誰が悪いんだって話をすれば連れてきて放置した人間たちです。

私は『駆除』ではなく『環境的防除』を薦めて行きたいなぁと思っています。