みなさん、こんばんは。

まだ39歳ですが、もう厄年の洗礼をうけている長嶺です。

やっぱ、確信しました。厄年というのは、何もなくただただ悪いことが起きるのでは無いです。

今までの人生の積み重ねで40歳、40年の積み重ねで起こるべくして起こる事象の総称だと…。

腰が、致命的にキまして…。もう立つのも歩くのもまじでキツイような状態になってしまいました…。

本当に絶望して、

僕の建築屋人生はここで終わりかと…

寝たきり生活になってしまうのかと…

なぜ、あんな無茶をし続けたのだろうか

なぜ、あのとき適切なケアをしなかったのだろうか

あのときああしていれば、こうしていればとまじで一瞬で脳内を駆け巡りました。

まず、まっすぐ立てない、足が上がらない、横になっても痛い。夜も寝て、寝返りで痛くて目が覚める。全然寝れない。

それでも仕事はある、やらなきゃ終わらない。みんなに迷惑が掛かる。絶望でした。

整体に通いました。1回6,600円。週一回3回。私、右足と左足で長さが2センチくらい違っていたらしくて、背骨もぐにゃぐにゃで首の骨も曲がっていたらしいです。とりあえずボキボキやってもらってそれなりにしてもらって、毎週来てくださいって言われましたが、いやいや、あなた、1回6,600円を毎週も払えないですよ。そんなにお金持ちだったらこんなに働かないですよ!

パンツとコルセットが一体になっている骨盤矯正具を買って、さらに腰まわりをロックするコルセットを買って24時間、寝てる間もつけて、アンメルツゴールドEXまたはロキソニンSローションをベタベタに塗ってやっと最近良くなってきました。

↑これがダブルロックスタイルです。寝るときもこれ。これしてると寝返りも痛くないからぐっすり眠れます。

それでも朝の起き抜け1~2時間くらいはだめですね。いてーっす。靴下が履けないですね。

腰を曲げられない+足が上がらない=靴下履けない

朝起きて30分くらいストレッチしてるんですけどねー、だめっすね。これが40年間、何もせず無茶し続けた結果です。

まぁ、しょうが無いですね。やっちまったのは自分なのでこの体と向き合って、動けなくなるまでガンガンやっていきたいと思います。

 

 

さて、冗談はさておき1月の後半から2月21日まで自分のお仕事をご紹介したいと思います。

 

あんまり具体的には言えないのですが、1月の終わりから2月の前半に愛知県に行ってきました。

木3共 木造3階建て共同住宅をいじってきました。

これ、見てもらってお分かりいただけるかもしれませんが、狭いんですよ。1DKとか1LDKとかなんですが、3’×8’板が3種類、3’×6’板が2種類+α入ってるんです。

3’×8’板と言うのは910mm×2420mm 91センチ×2メートル42センチです。でかいです。それが石膏ボードで厚み12.5mmと15mm、OSBで9mmの3種類入ってるんです。

まずこれが邪魔!

続いて3’×6’板が910mm×1820mm 91センチ×1メートル82センチ 石膏ボードで厚み12.5mmと15mmの2種類+下地用にって行って12mmの実付き合板、パッキンにって言って3mmと5mmの合板が数枚。

共同住宅だから界壁は桁まで張り上げ+耐力壁の場所はOSB 9mm +PB 12.5mmの2重張りなどいろいろ仕様があるのでたしかに全部無いと進まないんですが、まー狭い!振り回せないんです。よっこいしょって横持ちして立てて、よいしょよいしょって運ぶんですけど、開口部などは下がり壁があるので8尺板をそのまま立てて運べないから寝かせるんですけど寝かせるだけのスペースが無いんです。

3’×8’×15mmなんて重いですしね。しかも強化ボードなので25.8kgあるらしいです。初日なんて、まじかよ…って思って腰もいてーしぶっちゃけ絶望していたのですが、やっぱ人間、慣れっすね。

慣れればサンパチの強化なんてふーん( ´_ゝ`)って感じでした。

とにかく邪魔なやつから減らしていって、1部屋スペースが出来ればこっちのもんですよ。

天井はPB3’×6’×15mmだったんですが、ぺっぺですよ。しゃしゃしゃと張って終わりです。15mmおもてーなぁやだなぁなんて思ってたのは最初の1枚だけで普段張ってるPB3’×6’×9.5mmより全然張りやすかったです。

なんでかな?と思ったら15mmは重いけど、しっかりしてるんです。しならないんです。だから壁や相手のボードにドン!とぶつけてターボでビッビと2、3発打てば落ちてきません。

9.5mmだとしなっちゃって相手のボードにぶつけてもしっかりとあたっているかわからんのです。

さらにぶつけるときやり過ぎると相手もこっちも欠けます。ビスも2、3発だと下手すると貫通して落ちようとしてきますし、個人的な印象としては15mmは全然張りやすかったですね。まぁ、腰は死亡しましたが…。

今回お世話になった会社の社長さんが旅館を取ってくださったのですが

こんな感じです。きれいなお部屋でした。

稲沢市っていうところに泊まっていたのですが、すごく良いところでした!

国府宮駅周辺はギュッと飲食店がありますし、ちょっと行けば大きいショッピングモールもあるし、名古屋市街まで下道でも渋滞なければ20分くらいですし、ちょっと離れれば閑静な住宅街ですし、治安も良いし。

ぶっちゃけ、稲沢は住んでも良いなぁ‥。なんてマジで思いました。

ただ!愛知は寒い!

これ、びっくりする話なんですが、上越より寒いです。厳密に言うと気温的には上越のほうが寒いんですが寒く感じるんです。

裏がボアになってる作業ズボン+タイツ履いてるんですが、それを貫通して冷気を肌に届けてくるんです。

感覚的に高速道路の夜の梓川SAとか姨捨SAの気温-10℃とか-8℃と体感一緒です。

でも、名古屋の気温を見ると0℃とか行っても-1℃なんです。これが本当に不思議で今でも謎に思っています。

まぁ、でも天気が良い。自分行っていたのが実際計14日間くらい(移動日含む)なんですけど、1日も雨もふらなければ当然、雪なんて振りません。どピーカンです。雪降ったら会社とか休みになるらしいです。まじかよ…

これが僕の食生活

これ、洗濯して干すところ無いからシーリングライトに軽いやつだけ引っ掛けたやつです。

これは奢ってもらったお店の味噌カツです。

愛知は飯が美味い。まじで飯が美味い。味噌カツ+一味唐辛子 または +カラシ がめちゃくちゃ美味かったです。

土手煮も美味かったですね。土手煮+芋焼酎なんて幸せになれる美味さでした。

これは子供にポケモンカード買ってこいと言われて名古屋のポケモンセンターに行ったときの写真です。

でも、これ、中に入れてないんです。。。

平日は閉店時間の19:00までに行けなくて、日曜も現場出たんですが15:00に上がらせてもらってその帰りに寄ったのですが整理券無いと入れなくて整理券、もう配って無くて…。入れないって言うから外から写真撮って終わりました…。

あんまりいい話では無いのですが、これから建設業界は縮小に向かっていくでしょうから仕事があるところ、あるところへと向かっていかないとなぁ…なんて思っています。

多分、上越市妙高市のみで生き残っていこうとすると厳しいと思います。今、大手・老舗なんて言われてるところもいつどうなるかわからんですしね。今現金あるって言われていても「いつまでもあると思うな、親と金」 いつまでも無いですしね。

東京を中心に埼玉・神奈川あたりまで

名古屋を中心に静岡・三重

岐阜は…まだいいや笑 長野も難しい!長野の攻略はまじで難しい!三輪を中心にマンション系の仕事もやってみたけど地元の業者さんが強いからなかなか隙がないです。

当面は名古屋はお仕事貰えれば行きたいなと思っています。

 

日にち前後しちゃいましたが、これは名古屋に行く前に埼玉に行ったときの写真です。これは川越市です。

川越市も良かった!!まず天気が良い!飯も美味いし、とりあえずなんでもあるし、街もギュッとしてるしちょっと離れると静かだし、交通のマナーも本当に良い。入れてくれるし譲ってくれるし、ウインカーも出すし、オラついてないし。

つくづく思うんですけど天気悪いの新潟と富山と石川、福井くらいですよ。山形・秋田はまだ未踏の地なのでよくわかんないですけど、上信越道を関東・中部方面に走っていてどんだけ上越・妙高が荒れてても長野の信濃町IC過ぎて飯山・中野過ぎたあたりからピーカンになりますしね。

高速だから10分あるかないかの距離で「え?何があったの!?」ってくらい天気が違います。

これ、埼玉の帰り雪すごすぎて高速は信濃町から上越方面通行止め、18号は中郷の江口から上越方面通行止めっていうときのスクショです。

まじ帰れないかと思いました。まぁなんとか292号線が通れたので自宅には帰れましたが、数時間前のどピーカンの埼玉・群馬・長野を通ってきたギャップに自然って本当にすごいなと思いました。たったこれだけの距離でこんなにも違うんだぁ…って単純に思いました。

コロナ前だから4年くらい前ですかね、軽井沢に仕事で行ったときも、長靴にドカジャン、ビートたけしの鬼瓦権造スタイルで行ったら向こうの人達は靴ですもんね。ズックです。あれは恥ずかしかったなぁ。

これはまた前後しちゃったけど、名古屋の帰りの姥捨SAからの写真です。

これは戻ってきて、スキー場の現場です。現実は厳しいです。。。

ピーカンのときのスキー場は最高なんですけどね…。最高と最凶の落差がすごい…。全盛期の佐々木のフォークか、田中将大のスプリットかっていうくらい消えるように落ちるか、ギュン!っとえぐるように落ちてくるか…。

 

 

1ヶ月に1回しか更新してないから、したい話いっぱいあるんです。

今回、名古屋に行ってこれからはこうなっていくんだなって思ったのが、ただの現場作業員っていう職業は無くなって行くんだなと思いました。

 

マルチタスク

 

です。

 

耳にインカムつけて仕事してるんです。あれ、すごかったですね。電話で別現場の指示だったり発注の電話をしながら作業するんです。

例えば寸法取りながら、切り物しながら、電動工具使いながら電話対応してるんです。

え?脳みそ2つあんの???って思いました。上越でも時々そうやってる人見かけますが、レベルが違う。動きが違うんです。

電話してないときでもそのペースで一日もつの??一週間もつの??っていう勢いで動いていて更に電話もしてるんです。しかもその一瞬だけじゃなくて結構ずっと。電話終わったと思ったらまた電話、終わったと思ったらまた電話。ずーっと話しながら、時に別現場の図面の寸法まで指示出していました。

その人は現場管理+作業員+代表者をやっていたんです。まさに今の自分と同じです。あ、これがスタンダードになるんだなと思いました。てか、もうすでにスタンダードなんでしょう。

朝起きて今日何しよっかなとか、行けば材料も道具も何するかも全部用意してあって、何も考えないでただ淡々と言われたことだけをこなしていく従来型の作業員さんはいらなくなってきて、雇っている側も良い給料を払ってあげられなくなる時代になるんだろうなと思いました。

いくら給料上げろ上げろと言われても会社だもん、非生産的な人員にお金割けないから結局そういう人は社会からあぶれちゃって職につけずより貧富の差が生まれるだけだと思うんです。絶対に社会には受け皿が必要だから。

全員が全員優秀じゃないし、出来ない人に出来る人並みの給料を払うためには出来る人が代償を払うしか無いから、そんな社会にはなり得ないと思いますし。

自分自身がそうだからわかるんですけど、俺みたいな人の受け皿が建設業だったのに政治がこんな感じで社会もこんな感じだったら俺らはどこに流れ着くんだろう…。なんて名古屋出張で思いました。

こんな状態は絶対長くは続かないので、誰かが是正しないといけないんでしょうけど俺にそんな力ねーしなぁ…。

校長先生・岸田くんじゃだめか