「HOUSE DOCTOR」の現場ブログ

10月も終わりますね
みなさん、こんにちは。
早いもので10月ももう終わりますね。ハロウィンですね。
うちの従業員も『ハロウィンパーティなんで今日はこれで!』って言って颯爽と帰って行きました。
そうかそうか、ハロウィンか。楽しそうだなぁ…。それに引き換え私の晩ごはん…。
これ、吉野家の牛丼の具です。冷凍してあるやつ。貰い物です。
それをチンして、さらにとろけるチーズ乗せてもう一回チンして
セブンイレブンのビールテイスト飲料、最近代謝が落ちてるから糖質70%オフにして、赤玉パンチも飲むかって言って買ってきて。
よーし、晩酌するぞー!って食ったらこれがまたマズい!
びっくりするくらいマズい!
そんなに変な組み合わせじゃないはずなんですよ。すき家にチーズ牛丼ってあるくらいだから美味いはずなんです。
ただ…全然、私が希望した味じゃなくて…。
世はハロウィンだなんだと賑やかに楽しそうなのに、俺は36歳にもなって一人でマズいつまみと美味くでもないビール風の酒のんで。。。なにがハロウィンだ!浮かれやがって!やさぐれてやる。俺はやさぐれるぞ!
って、一人で言っている長嶺です。
さて、10月中旬から下旬の工事報告ですが、本当にバタバタとあっち行ったりこっち行ったりしていました。
下請けもやるので、断っても断っても押し付けられるような仕事もあるのでえげつないくらい忙しかったです。貧乏暇なしってホントですよ。ほんと。
これだけ働いてるんだからそろそろレクサスかベンツか買えんじゃねーかって思って、今日、各業者に支払いしたんですよ。
それがものの見事にきれいになくなるんですよ。これ、ほんとに!弊社が出した請求書の総額が1000万だったとしたら、弊社がもらう請求書の総額も1000万!一向にお金なんて貯まらない!いっつもギリギリの価格設定でやってるので諦めました。ウチはそうなんだと。。。
もう一棟上棟しました。
たまに私も上棟を手伝うのですが、高所恐怖症なので梁の上とか歩けません。。。
せいぜい柱建てと脚立からできる小梁を入れたり金物取り付けたりレッカーの誘導したりそんなもんです。
年内はまだまだバタバタしそうです。。

シロアリ被害 修繕工事
みなさん、こんばんは。HOUSE DOCTORの長嶺です。
台風19号、久々にやべーなって思ったんですがみなさんにおかれましてはいかがでしたでしょうか?
私は12日は各現場回って飛散養生・現場片付けなどしてバタバタとしていました。
早めに帰ろうとしたんですが安定の20時過ぎに帰宅したときには、もういつもの通勤路が河川増水で通行止め。ぐるっと回って自宅についたら自宅集落から下の集落が軒並み避難指示。
これ、やべーかなぁってちょっと思いつつも、嵐はいずれ去る。悪いことは3日は続かない。と思ってとりあえず寝ました。
で、翌13日も被害ないか現場周りしないと行けないので普通に仕事に出たのですが、近所の川の増水がすごかったです。
近所の川
普段は川底が見えるくらいなのに濁流が怖かったです。
これは関川ですか、多分。
普段は河川敷もあったりゲートボールできたり遊歩道あったり駐車場あったりするんですが水没していました。
これは板倉の大熊川です。
この川は私が子供の頃、よく釣りをしていました。橋の上から釣り糸垂らしてウグイやオイカワを釣っていました。
よっちゃんが岩の下に手を突っ込んで魚をつかみ取りをしていて、アカザに刺されてミッキーの手みたいにパンパンしていたのはいい思い出です。
普段は流れてるんだかなんだかわからない川なのに濁流がえげつなかったです。
昔は水量もほどほどで釣りしたり泳いだりしたんですけどね…。今は川で遊んでる子供なんて見ないし、遊んでようもんなら烈火の如く叱られるんでしょうね。それが良いのか悪いのか俺にはわかりません。
そうやって現場周りをして当社の現場は5現場が実際に稼働しているのですが無事に済みました。それもこれも普段現場に入ってくださっている職人さんたちのおかげです。ありがとうございました。
特に足場屋さんには、12日に天気悪くなっていっているさなかに足場解体1現場、メッシュシートのたたみ1現場とフル稼働していただきました。誠にありがとうございました。
さて、話変わりまして現場の進捗状況報告です。
シロアリ被害の現場です。
解体してみたら根太は数本、肉なしでした。すっかすか。
毎回、シロアリ被害の現場をやるたびに思うのですが、木造住宅ってすげえ。一本単位だとスカスカですぐボキっといっちゃうのに他の部材で保ち合って崩壊にまでは至らないんですよ。
その状況を目の当たりにしたとき、ふっと金八先生の『人』の講話を思い出しました。人も互いに支え合い目的のために邁進する。建物も互いに支え合って私達の生活する空間を構築する。なんて健気で尊いのだろうとまた一つ木造住宅が好きになりました。
変えなくて良い根太もあったのですが、どうせなら全部変えたほうが良いだろうと変えました。
2部屋同時に工事しているので写真に違和感感じても「あ、部屋違うんだ」と思ってください。
今回また新たな発見をしたのが、シロアリはインシュレーションボードって言うのかファイバーボードって言うのか材木とか何かしらの繊維質のものを融解して再度固形化したような材も食い進むんですね。
今どき、コンクリートも食うシロアリがいるそうなので、今後は基礎パッキン工法だから蟻害は無いという方程式は通用しなくなるんでしょうね。
兵法で敵を知り己を知れば百戦危うからずと言います。まずシロアリを知り自身の知識技量を知れば大概のシロアリ対策工事出来ます。
いつかシロアリを研究している大学の先生とかとシロアリ談義をしたいなぁと思っています。

新築 注文住宅 進捗 内装 クロス
リフォーム工事をこなす合間にも、着実に新築の工事が進んでいました。もうすぐクロス張りますよ~なんて言ってたのがつい1週間前で、今日、クロス張り終わってる・・・リフォーム工事での勉強になるからと見学に行きたかったのに涙 全く見学できませんでした悲
クロスのカタログ2冊、EB(量産型の一般的な壁紙)、リザーブ(デザイン、厚さ、機能性を備え少々高め)を渡し、更にクッションフロアーのカタログを1冊渡し、さぁ!この中から選んでください!という風に始まったクロスの選定。クロス選びは楽しいけれど途方に暮れますね。建具の色と床の色との相性も絡んできますし、自分の好みの柄を全部使用したらガチャガチャな部屋になってしまいます。そんな事を考えながら途方もない量のサンプルから選んでいきます。楽しいけれどとっても大変なのです。もちろん私もおアドバスをしながら選定のお手伝いを行いましたよ。
奥様!攻めすぎです!ガチャガチャしそうです!こんなやり取りを繰り返し楽しかったです(笑)
今回のお施主様はグリーン系統がお好みです。ナチュラルテイストのグリーン系統。パッと明るいお家になるようにとの想いを込めて選びました。
↑2階のお手洗いに選んだクロス。
↑1階のお手洗いに選んだクロス。
メインのクロスは凹凸のある紙質で色を白にしたので、光の反射で淡くグレーやグリーンの色に錯覚しそうです。一部アクセントにエメラルドグリーンの少し暗めの物を選びました。
派手ではないけれど大人らしく可愛く仕上がっていますよ♪
間もなくキッチンが入ります。何色のキッチンになるのかお楽しみに♪
無垢の床の塗装や建具の塗装もこれからです。こちらも何色になるのか考えただけでワクワクしますね(^_-)-☆
おまけ お風呂もグリーン!
HOUSEDOCTORのお客様はシックな色のお風呂を選ぶ方が多かったのですが、今回は初のパステル系です。
このお宅のお施主様も最初はこげ茶を選んでおられましたが、変更となりパステルグリーンになりました。〇〇様、攻めますな!と感想をお伝えし、パステル系は実物を見たことが無かったので、カタログで見るのと、実際のイメージの誤差の違いが怖い・・・と思っていましたが大正解の可愛さです。素敵です!ブルーではなくグリーンとうところが季節問わずに癒してくれます。さすが癒しのグリーンですね。リラックスタイムのお風呂にこそグリーンはお勧めです♪攻めの奥様。今回も冴えわたるセンスでした。

新しいメンバーが増えました!
みなさん、こんばんは!HOUSE DOCTORの長嶺です!!
先日からわが社に新メンバーが増えました!!
K村くん23歳です!!
ちょっとこれ、何してると思います!!?
これ、お昼ごはんのときですよ!?何食ってると思いますか??よーく手元見てください。
キャベツミックスですよ!!?
俺、36年間生きてきて、この業界になんだかんだ18年とかいるんすよ。いろんなぶっ飛んだ人見てきたけどお昼ごはんにファミマのキャベツミックスを手づかみでもしゃもしゃと食う子、初めて見ましたよ!!衝撃!!
K村くんには土木工事をメインでやってもらってて、今日、俺も一緒に土木工事をしてきたんですよ。久しぶりに一緒にやるし昼飯でも一緒に食おうかなと思ったんですが、ちょっと仕事が詰まっちゃったんで食いに行ってる暇無いからこれでコンビニで何か買ってきてって言って2000円渡したんですよ。予算一人1000円までね!って言って。
で、買ってきたのがおにぎり一個とキャベツミックスだけ。は?まじ!?ってなって俺、冗談だと思ってたんですよ。お弁当か何かあって足りない分なのかな?って思ってたら、バリッ!って封を切って手づかみでもしゃもしゃと食い出したからもうほんとに心の底から『マジか!』って出ました。長嶺36年の歴史の中で一番の『マジか!』が出ました。
しかもドレッシング無しですよ。
俺、言いました。頼むから次からはドレッシングも買ってくれと。。。
いやー、おれ、逸材を発掘しましたよ。潰さないように育てたいと思います。
さて、これからが本題です。ここ最近の工事の状況です。
新築工事の階段笠木とトイレのライニングカウンターが塗装されていました。
やっぱこういうちょっとしたところは塗装の方が良いですね。なんか風合い的に好きですね。
外壁です。張り始めが遅くなっちゃったんですが、張り始めると早いっすね。3日とか4日とかで張っちゃうんだもん。
私もちょっとなら自分で張るんですけどまず9尺(2730mm)の板がある面は無理です。持てはするけど縦に持って横にフンッ!!つって振り回して金具にガンッ!って載せれないです。9尺ってだけで重いのにそれを振り回して金具に乗っけるんですよ?毎回、近くで見てますけど常軌を逸してるなと思うときあります。9尺でもえげつないなと思ってますけど10尺(3030mm)でも同じことやってますからね。俺が残りの人生を外壁一本絞って精進したとしても無理ですね。ああいうのはプロに任せようと思いました。餅は餅屋です。。。
これはLDKのTVカウンター?です。おしゃれな言い方がわかりません。こういうときおしゃれ系ビルダーとかハウスメーカーならかっこいい呼び方でスタイリッシュに紹介して、みんなに「ステキ!!」とかって言わせちゃうんでしょうが長嶺の場合は「…TV‥?カウンター…?ボード??」みたいな?おまえはジジイか!つって。
で、これが問題のキッチンカウンターですね。
左がH1200で作ったやつ、右がH1000で作ったやつ。
うちはこういうのを作るときは現地で高さを打ち合わせしてから作ります。
打ち合わせのときお施主様はH1200を希望されたのですが、ぶっちゃけ俺らは「いやいや、1200はたけーよ」って言ってたんです。なんならスタートは1300って言ってましたから。それはさすがに高いからもうちょっと低いほうが良いって言って1200だったんです。
ですが、いざ作って見たら『!!?1200!!高い!!なにこれ怖い!』っていう話になって正直、俺からすると『でしょうね』と思ったんです。
お客様から何も要望が出なければ当社のキッチンカウンターの標準の高さはFL+1000(仕上)です。床の上からカウンターの上面までで1メートルにしています。
打ち合わせして1100→1050→1000と結局1000に落ち着きました。標準高さとか標準幅とかっていうのにはちゃんと裏付けされたデータを元に設定されているのでそれが一番使いやすいだとか最低限それだけないと使えないだとかっていう風になっているんです。
それを初めておうちを建てる人が一生懸命イメージして考えても結果、そのようにならないケースが多いので迷ったときは『標準で!』っていうのが良いと思います。よっぽどこだわりがある部分は貫いた方が良いですけどね。せっかくのマイホームなので。
こんな感じでイメージ図も書いてくれました。寸法が無いのでイメージをヒアリングして、『それを入れるためにはこれくらいの幅と高さがないとマズイな』って考えて作っていきます。
ただ、私はサイコメトラーEIJIじゃないので人様の脳内まで見えたりするわけじゃありません。
こうなんじゃないだろうか?ああなんじゃないだろうか?こういうことだろうか?どうしたら喜ばれるだろうか?
めちゃくちゃ考えます。
で、やった結果喜ばれることもあればそうじゃないと怒られることもあります。
なるべく希望にかなうようにひたすら精進あるのみです。
最後にこれを見てください。
これ、ほぼ素人が引退?した元プロ指導のもと作ったんですって。
すごくないっすか?材料も廃材が主です。違うか…、主っていうかほぼすべてか。
柱は昔の木の電柱らしいです。自分で立てて梁乗っけて母屋乗っけて根がらみ回して。。
最初、こっから先やってくれないかっていう依頼だったのですが、これはここまでやったら多少苦労しても自分たちで作ったほうが良いと思いました。こういうのは金じゃ無いから。
自分たちがやったらわけなく作れます。でもそれじゃ意味がないんですよね。
苦労して作ったから愛着が湧く、職人さんの苦労が分かる、すごさが分かる、なにより経験と思い出ですよ。思い出は買えないし、また一般の方が一生懸命やった建物って味が出てそれはそれでまた良いんですよ。
納まりもうちらが考えた当たり障りのない一般的な納まりじゃなくて斬新だったりしますしね。それがまた良いんです。
うちは廃材はあるものはある分必要なものを提供しますので、目一杯やってほしいです。完成したら見せてください^^

考え方
みなさん、こんにちは。
暑さも和らいで秋晴れの気持ちいい季節になって来ました。
新井柿崎線の高和町過ぎたあたりから野尻のローソンの手前辺りまでは夕日がきれいでとても癒やされます。
西側に建物が無く田んぼで見晴らしが良いので最高です。
この商売をやっていると何が正しいか、どうすれば最適か悩むことも多々あるのでこういう景色を眺めて色々考える長嶺です。
さて、ここからちょっとグロい映像・画像です。
シロアリ動画
私、初めて見ました。シロアリに食われた畳。。。
床下調査してみると・・・
見事な王国を築いていました。
これで俺、悩んじゃったんです。
『シロアリいるのでじゃあ直しましょう!』って言う短絡的な話じゃないなと。
例えば60代半ばの夫婦。家にいても仕方ないのでアルバイトしています。月の収入はわずかです。というお客様の場合。
これを防蟻工事してダメなところを壊して直して仮に100万円かかるとしましょう。そのお金、もったいないから工事せず限界まで建物を使ってダメになったらサービス付き高齢者住宅の入居費用にあてた方が良いんじゃないですか?とか
50代半ばのお客様。息子さんが数年前に結婚して子供も生まれてアパートで暮らしている。そしてその息子さんが建設業も行っている不動産屋さんに勤めている場合。
これを機に息子さんとお話されて2世帯住宅に建て替えをご検討されたら如何ですか??そして息子さんのお勤めのところで建てれば息子さんにとっても良いんじゃないでしょうか?とか
その他にも本当に様々な状況が考えられるのですが、何が正解か悩むこともしばしばあります。
お客様にとっては、初めて起きた事件かもしれませんが私達にとっては日常茶飯事です。いろんな工事をさせて頂いて後日談も色々知っています。
だからいろんな後日談を元にした経験則で判断やご案内をしているのですが、毎度毎度足りない頭をフル回転させて考えています。
リヴァイ兵長は言いました。
『悔いが残らない方を自分で選べ』
と
だから私はお客様が工事を望んだとしても、工事をしないという選択肢を提示しなきゃいけないと思っています。
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